体中の力が一気に抜け
血の気が引いていく気がした






「んー。うるさいぃぃ」





!!!!




俺の背後から声がする

大好きなネネの声が






ふと振り返り視線を落とすとそこには

さっき俺が寝ていたベッドの布団を被って
寝息をたてているネネの姿があった





なんだ・・・

あわてすぎて自分の後ろ見てなかっただけかよ