一瞬脳が止まったようだった


まさか、ネネにそんな事いわれるなんて思ってもいなかったし


もう大人なのに、胸の鼓動がどんどん早くなる

他の女には簡単に言えたのに

こんな時に限って緊張して上手く言葉が発せない





「やっぱり、もう嫌いになった!?」




そう、不安げな顔で俺をみるネネを

もう一度抱きしめ、ネネの耳元でささやいた










「ネネ。スキだ」