「あんたを傷付けちゃいたいけど、そうすると、あたしが悪者ぢゃない。だから、冬樹を傷付けちゃおっかなって思って♪」 「は?」 笑いながらそんなことを言う美和ちゃんのことが、理解できなかった。 「そうしたら、あたしは嫌でも冬樹の近くにいることにならないかしら。傷付けてしまった、お詫びとしてね?」 「そんなの‥。そんなのだめだよ!どぉしてスキな人を傷付けることができるの?」 あたしは、思わず立ち上がった。