目を覚まして、鏡を見た。





よかった。



目は腫れてない。







ふと携帯をみると、メール着信を知らせるランプが光っていた。






あ‥。
冬樹からだ。






あたしは、メールを開いた。







『明日、話したいことがある。
朝一、いつもの非常階段の最上階に来てほしい。

ごめんな。』





そのメールには、一枚の画像が付けられていた。





それは‥