「あたしね、。冬樹がスキ。今でもやっぱりスキなの。冬樹がそばに居てくれるなら、冬樹の幸せもいらない!とにかく傍にいてほしいの!!」






「莉緒は、それでキレたんぢゃねぇの?」





俺は、フッと笑った。





中津は、悔しそうな顔をした。





「中津が、今日みたいなことをしなくなって、今までみたいに戻れば、また友達に戻ろうぜ。」






それだけ言うと、保健室を出て行った。





酷いことを言ったのは、分かってる。



だけど‥。

莉緒のことや、中津のこれからを考えると‥。


つい、言ってしまった。