「はあ!?まじで!?」


次の日の学校で、スーパーリアクションを披露してくれたのは加奈子。


「まじだもーん♪友達になった」


自慢げに話すあたし。


「そこまで本気だとは思わなかったわ…」


呆れてるのか感心してるのか、よく分からない加奈子の反応。


「♪♪♪♪」


突然鳴りはじめたあたしの携帯。

着信…?


「龍くんだ…」


「嘘っ!?」


ドキドキしながら耳に携帯をあてる。

加奈子も耳を近付ける。


「も、もしもし…」


『笑美?今大丈夫?』


龍くんは外にいるのか、回りがガヤガヤうるさい。


「大丈夫ですっ」


てゆーか、基本龍くん優先だし!!