「学校は、どうすんだよっ!」 いっくんがそう言った。 「学費も何もかも俺が払う。」 「…………」 「学校も…東郷がずっと通ってる学校に転校させるから大丈夫だ。」 「………」 全部急すぎて…ついていけない。 「では。」 「荷物は?」 「俺が全部買ってやる。」 「………はい。」 「ではー」 とだけ伝え…社長は私を連れて家を出た。 パパ、ママはソファーから動かない。 いっくんは俯いたままで…