正月も終わり、二部練が始まった。 悠弥も全体練習に加わり、悪口を言う後輩も表上居なくなった。 体が鈍ってると言ってたくせに、二日前に会った時よりも格段に動きもよくなっている。 「神風、午後からブルペンに入れるか?投手の仕上がり具合が見たいんだが」 「大丈夫です。準備しときます」 悠弥が練習出来るようになったことで、練習自体にメリハリがつくようになった。 春の甲子園まであと3ヶ月。 オレ達は夏の甲子園や神宮での成績を見て、春の甲子園の優勝候補とまで呼ばれるようになっていた。