「ねぇ、優也?今あいてる?」

いきなり美亜に聞かれた。

もしかして告白の返事だろうか・・・。

「おう」

おれはそっけなく返して

美亜についていった。



たどり着いたのは体育館の裏。

体育館の裏ってほんとに人がいないもんだな・・・

「で、なんのよう?」

俺が聞いて見た。

すると・・・

「じ・・じつはね、ずっとね優也の返事を考えてたの」

「・・・」

「私、今まで通り優也と喋りたい。だけど付き合うのは・・・」

「・・・わかった。」

俺は美亜の言いたいことが分かった。

「ご・・ごめんね。」

「おう、こっちこそごめん。じゃっ。」