「え..........」

「嘘..........」



今度は起き上がった私を
ママやパパは黙ってみていた


ゆっくりと立ち上がり
歩き始める



歩みの目的はその男の子。






「........ありがとう」



その15、6歳位の
まだ幼さが残る男の子は

私に腎臓を提供してくれたらしい