「ねぇねぇ、そこの男の子死んじゃった?」



そう言いながら
起き上がろうとする私を
ママがすかさず止めにかかる


「ねぇ、死んじゃったの?」




........何?

なんで黙っているの.....

二人とも.....


「ねぇってば!!!?」






「死んじゃったわね...」


「その子が、ゆりのドナーよ」