「死ぬのか・・・」


今から自分がしようとしていることを
ふいにつぶやく


今、目が見えたなら

ここからの夜景は
きっと凄く綺麗だろうな...

頭のなかでつい想像してしまう


冷える体を冷たい風にさらしていても
今は気にならなかった


今までの出来事が鮮明に
脳裏に浮かんでくる。


まるで漫画の中の走馬灯のように
実にリアルに色々な記憶が
浮かんでは消えて、を繰り返した