涙味のキス



「飲んでみる?おいしいよ」


そう言いながら
今彼が飲んでいた飲みかけのソレを
私に促す


「いっ、いらないっ...」



「えー見た目でしょw」

「まったくゆりは食わず嫌いなんだからぁ」




そう言いながらおいしそうにそれを
ちゅうちゅう吸う彼。







吸血鬼なんだなぁ、と

実感。