夢を見た。 --------------- ------------------ --- ----------- 「あら、可愛?どうしたの…?眠れない?」 今とは違う、柔らかい、温かい…お母さんの笑み。 「だってぇ…お母さまぁ。……お父さま、は?」 凍るお母さんの顔。 嘘の、偽りの笑顔の仮面。 「…お父様はね、お仕事よ。会社にお仕事をしに行ったのよ」 「そうなの?…またなの……?」 気づかなかった。 気づかないフリをしていた。 たった5歳の私。