Maidoll Factory

「辞めませんよ」

僕は真っ向からおやっさんの言葉に反論した。

「……あぁ?」

おやっさんが再び振り向き、僕を睨みつける。

そこらのチンピラや獣人の眼力よりも、ずっと竦みあがってしまいそうなおやっさんの眼。

それでも僕は怯まない。

「辞めません。僕は僕の為にメイドールを作りたいですから」

膝がガクガク震える。

また怒鳴りつけられて、今度こそぶん殴られるかもしれない。

だけどここは譲れない。

どうあっても譲れない。

「メイドールを作るのは僕の楽しみですから。いくらおやっさんでも…僕の楽しみを奪う事は許しません」