Maidoll Factory

男性の申し出に、僕とるちるは返答に戸惑う。

そうしてあげたいのは山々だ。

男性の思いは痛いほど伝わってくる。

訪れる人達の癒しになる事が出来れば。

そんな想いから、僕もるちるもメイドールファクトリーの人形技師になる道を選んだのだ。

男性の願いを叶えてあげたい。

でも…でも、魔法エンジンを移植するという事は…。

覚悟を決めて男性に説明しようとした時だった。

「お客さん、すまねぇがそいつぁ無理な注文だな」

地下室の階段を上がって、おやっさんが店内に入ってきた。