カジュアルながらも、隙がない。

ただ、俺の周りの女子達は、某ファッション雑誌を、まんま受け継いでます!!!ってやつばかりだ。
こてで髪を巻き、これでもかとゆうようなアイメイク。
だから、彼女のスタイルは新鮮だったのかもしれない。気が付いたら、彼女を探して、今日の格好を盗み見するようになっていた。

そこで、気付いたこと。
彼女は、美人だ。美人とゆうより、可愛い。
頭は小さく、眼はバッチリ二重で、睫毛なんかはバッサバサしている。

はやり、いつも服装はカジュアルで決めていて、必ずパンツスタイルだった。
いつも、黒の帆布のショルダーを、肩からななめがけして、エスカレーターには伏し目がちで乗っている。

彼女と俺の接点なんて無いんだろうな~
いやいや、無いからって困るわけでもなし…
何だか、彼女に対する気持ちを持て余してたとき、俺は初めて彼女の瞳に映ったんだ…