「お~郁人!相変わらず、朝が弱いよ~で(笑)」
朝から、あり得ないテンションで声をかけてきたのは、同僚の矢野 元。
「…~うっさい…」
「お前さ~週に一回の、しかも11時出勤で良いなんて会社ないぜ~何が、そんなに気に入らないのか…」
「でも、ここ最近は遅刻してないですよ♪」
と、笑顔で返したのは、事務員の松尾 エリ。
俺の名前は、長谷川 郁人。26歳。
確かに、少し前の俺は、遅刻常習犯だった。
そんな俺に、温厚な社長が
「次、遅れてきたら、今度から会社に来なくて良いよ」
さすがの俺も、ビビった。
次の週から、10時発の地下鉄で出勤するようになったんだ。
毎週、同じ時間で地下鉄に乗っていたら、俺と同じように、毎週10時に地下鉄に乗ってる人間が結構いるってことに気付いた。
ま~そいつらは、毎日なのかもしれないが…
彼女も、そんな中の一人だったんだ…
朝から、あり得ないテンションで声をかけてきたのは、同僚の矢野 元。
「…~うっさい…」
「お前さ~週に一回の、しかも11時出勤で良いなんて会社ないぜ~何が、そんなに気に入らないのか…」
「でも、ここ最近は遅刻してないですよ♪」
と、笑顔で返したのは、事務員の松尾 エリ。
俺の名前は、長谷川 郁人。26歳。
確かに、少し前の俺は、遅刻常習犯だった。
そんな俺に、温厚な社長が
「次、遅れてきたら、今度から会社に来なくて良いよ」
さすがの俺も、ビビった。
次の週から、10時発の地下鉄で出勤するようになったんだ。
毎週、同じ時間で地下鉄に乗っていたら、俺と同じように、毎週10時に地下鉄に乗ってる人間が結構いるってことに気付いた。
ま~そいつらは、毎日なのかもしれないが…
彼女も、そんな中の一人だったんだ…