「どう? 美味しい?」 おかずを口に運ぶ神崎に、私はわくわくしながら感想を訊ねた。 すると、 「さぁな」 と、素っ気ない返事。 ……あぁ、そうだ。 神崎ってこういう奴だった…。 今日は優しいから、奴の性格を私はすっかり忘れていた… 「ムカつく!! そこは、美味しいって答えるとこでしょ!! 神崎のばかっ!!」 さっきまでのドキドキはどこへいったのか、私はいつも通りムキになって言い返したのだった…。