行為のあとで

シャワー借りますね

と言ってシャワールームへ入る。

クリニーク

ジュリーク

ロキシタン

ここのシャワールームにあるシャンプーや

ボディーソープの類をまじまじ見ながら

これは女の子に相当受けがいいだろうな

と思った。

適当に使いたい物を借りて

さっさとシャワーを浴びた後

寝室の様子を伺えば

鈴木さんはいびきをかきながら

ぐっすり寝ていたので

一緒に寝る気分ではなかった私は

そのまま寮に帰ることにした。

文句のつけようのない、

センスのいい部屋を改めて見渡した。

もう私がここに来る事はないだろう。

私は、そっと扉を閉じた。


朝の8時前に寮に戻った私は

寝ている彩を叩き起こして

チャーハンを作らせる事にした。

流石に怒るのかなと思ったけれど

彩は全く怒りもせず普通に作ってくれた。

たくさん踊った後のお楽しみは

いつでも彩が作ってくれる

油だらけでご飯がくっついた

ニンニクたっぷりの高菜チャーハン。