神谷さんはまた私の腕をとり、外へと連れ出した 「あ、あの…?」 「結花」 え? いま… 結花って… 「神谷…さん?」 「結花、その病気なんだか知りたくない?」 神谷さんはなんだか楽しそうに私の顔を見つめる 命に関わる深刻な話なハズなんだけど… 「はい!知りたいです!」 「それはな、『恋の病』だよ」