―――――― ―――――――― ―――― 「…いっ!おいっ!起きろ!」 あれ…? なんか呼ばれてる? 「次の駅で降りるんだろ?」 「……ん…んん?」 私はゆっくりと目を開く ぼやけた視界には、男性の姿 白いシャツ 黒い髪 綺麗な手… 「ったく…そんなんだから襲われるんだぞ?もっと自覚持てよ」 私の肩を揺らすのは… 「かみやさ…!!…あれ?」 「…結花。大丈夫か?」 信だった