「…コホンッ」
しばらく見つめ合ってたら、りっちゃんの咳で気づいた
こ、ここ道路のど真ん中だった/////
「正樹さん…やるなら家でやってくださいよ」
「…そうだね。里歩ちゃんの言う通りだ。でも、我慢できなくてね」
正樹さんは優しく笑って、私の頬をちょんとつついた
あれ…?
いつもの正樹さんだ
「じゃ、行こうか」
「へ?」
行こうって…
どこに?
「せっかく会えたのに、結花は帰りたいの?」
「ま、正樹さん?!」
な、なんか近くないですか?!
「結花ともっと話したいなぁ」
「え…えっと…」
「結花も俺にイイコトされたいだろ?」
「んなっ?!」
ま、正樹さん!!!

