「…かとう…しん?」
正樹さんは小さな声でつぶやいた
「…はい?うわっ!!」
その次の瞬間、正樹さんはギューーッと信を抱きしめていた
私とりっちゃんはもちろん信もびっくりした様子だった
一体何?!
「ま、正樹さんっ!」
「うわーー!!超懐かしいっ!!」
…へ?
「信くんがこんなにイケメンになってたなんて…俺全っ然気づかなかった!!」
信くん…?
イケメンになった?
「ちょ…!俺あなたと会うの初めてですよ!」
信は戸惑いながら正樹さんの腕の中でもがいていた
それにちょっとだけヤキモチやく私って一体…
「覚えてない?俺だよ!神谷 正樹だよ!」
「…かみやまさき?…って、ま、まー君?!」
ま、まー君?
「ちょ、ちょっと!私達展開に追いつかないんですけど!」
りっちゃんが2人の間に入りこみ、やっと信は解放された
「俺と信君の兄貴が同じ高校だったんだ。んで、よく遊んだんだよなー?」
…え、えええぇぇぇーーー!!!!!
し、知り合い…だったの!?

