「なんで笑うのよ?」 「お前、おもしろすぎ。一人でなに百面相してんだよ。」 「百面相なんかしてないし。」 むきになり修を睨むと、修はあたしを愛しそうな目をしながら見ていた。 ドックン 心臓がありえないくらい速く動いたのが分かった。 あたしどうしたんだろ。 なんで修なんかにドキドキしてんのよーーー!! あたしは、修から目を逸らすと俯いた。