「おかえり。 2人でどっか行ってたの?」 亜理姉が拓斗に尋ねると、 「あぁ。ちょっとたまり場に…」 と答えた。 拓斗は今、県で1位の暴走族「乱流会」の幹部をしている。この族には、尚兄も属していたけどこの前引退したみたいだ。 「あっ!!そういえば洋介さんに会ったよ。なんかさみっ……ウソ!!!?」 今まで喋っていた拓斗が、凄い勢いで立ち上がった。 「どうしたの?急に立ち上がったりして?」 あたしたちが驚いて拓斗を見ると、拓斗は修を信じられない!!という顔で見ていた。