「…ぃ、ぉい、おい!!!!」 大きな声が、頭の中に響いた。 「うるさいなぁ〜」 あたしは目を擦りながら呟くとプチッと音がした。 「おい。」 ドスのきいた低い声が、生徒会室に響いた。 あたしがその声に飛び起きると、目の前には鬼のような顔した修と後ろであたふたしている尚兄が見えた。