「しゅう〜?いてる〜?」 呼びかけても返事はなくてあたしは、始めてきた時に見た校長が座ってそうな椅子に腰をおろした。 椅子は予想以上にフカフカしていて、とても気持ちがよかった。 それにこの部屋は、南館の2階にあるため、とても日当たりがよく眠気を誘う。 あたしは、「ふぁ〜」と大きな欠伸をひとつして立派な机の上に俯せになった。 そして、ゆっくり瞼をおろした。