はぁ〜!!!! なに言ってんの?? 頭おかしくなったんぢゃない!!!? あたしは、隣で生徒会長を見ながらニヤニヤしている尚兄に文句を言おうとすると、 いきなり生徒会長が立ち上がった。 「神崎亜夢さんちょっと来て下さい。」 そう言うとあたしの手を取り、生徒会室の奥の扉に向かって歩きだした。 あたしは、助けを求めようと、後ろを振り返ると尚兄が笑顔で手を振っている。