あたしは、軽く化粧をし髪の毛をコテで巻いて、リビングにむかった。


リビングのドアを開けると長女の亜理姉が朝食を作っていた。


「おはよう。亜理姉!!」

「おはよう。亜夢、朝食の用意手伝ってくれる?」

「わかった。みんなは、まだ起きてないの?」

あたしはそう言いながらリビングを見渡す。

「亜優はまだ寝てる。尚斗と拓斗は洗面所にいると思うよ。」


(へぇ〜。尚兄も拓斗も今日は、はやいぢゃん!!)


あたしは、そんなことをおもいながら、朝食の用意をしていると、

ガチャ


リビングのドアが開いた。