かわいい先生だなぁ〜 と思いながら見ていると、前に座っていた紗菜が凄い速さで振り向いた。 「ちょっと!!!あの人あの時の人じゃん!!」 「へっ? あのときって……いつ??」 「………」 紗菜さん、そんな冷たい目で見ないでください。(泣) 「あんた本当に忘れたのっ!!??」 紗菜の凍りそうな視線からなんとか逃れ、あたしは首がちぎれるぐらい大きく頷いた。