紗菜はあの人と修は「友達だよ。」と言ってくれたけど、でもあたし見ちゃったの…… あの女の人が修と腕を組んでいたところを。 あたしも、普通に並んで歩いていたら友達だと思ったけれど、あんなに親しそうに歩いてたらそう思えないよ……… 2人の姿を思い出すと、涙が溢れてきた。 泣き止もうと試みるが、涙は頬を伝って一向に止まる気配がない。 あぁ、そっか…あたしいつの間にか修のことこんなに好きになってたんだ。 カーテンのすき間からぼんやり見える月が、より一層あたしを孤独に感じさせた。