「ここです。」 そう言って開けられたドアの中に入ると白い布を顔に被せられたパパとママがいた。 「手術をしたのですが、事故の時にあまりにも多くの出血があったために………」 そのあとの医者の説明はあたしたちの耳には入ってこなかった。 バタン いきなり大きな音がしたので振り返ってみると、今まで泣いていなかった亜理姉が泣き崩れていた。 あたしは、泣いてる亜理姉達に駆け寄ると、一緒になって声をあげてないた。 尚兄も拓斗もみんなワンワン泣きつづけた。