カップルになったあたしたちが、手を繋ぎながら別荘へ戻ると、みんなが笑顔で祝福してくれた。



尚兄以外の全員には、あたしと修の気持ちはバレバレだったみたいで、なかなかくっつかない2人に痺れを切らした姉達が協力してあたしたちを嵌めたと言っていた。



亜優姉に関しては、
「あたし年下に興味ないから。」



と、修に向かって毒づいていた。