こんな事で恐怖なんて感じない。
三年前に比べたら可愛いもの。
「だから消えろって言ってんねん!!!」
「は?」
「黒澤くんだって皆のものやったのに…!!!気に入られてさぁ?!」
「ものって…」
「澄ましてんちゃうぞ!!!」
バチンッ!!!と頬を叩かれ、赤く染まる。
口の中が切れて血の味がした。
「別にうちは一番になったつもりないけど」
「はぁ?!」
「うちが一番になってるなら譲るわ、それでいいんちゃうの?」
別に私はこの学校で一番怖がられる存在になりたくてなったわけじゃない。
ただ勝手に皆がそう言っただけ。
そんなもの、私には関係ない。
「そういうのがムカつくねん!!!おい皆!!!」
その言葉に、ギャル達は動き出した。
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