「おー久しぶり!!!」 「ゆい、こっちおいで」 中には既に、友好関係である族の幹部達。 雄大くんに施され、隣に腰を下ろした。 「龍、後ろに」 「はい」 ソファーを挟んで、龍は私の後ろに立つ。 ちなみに舎弟がいるのは私だけじゃなく、全員。 もちろん英寿くんと雄大くんの後ろにも舎弟は立っている。 「ちゃんと特攻服着てきたな、偉い偉い」 「当たり前っす」 久しぶりに着た特攻服は何も変わらない。 汚れ一つない黒の生地に真っ赤に映える文字達。 「それでは改めて紹介を始めようか」 .