白虎連合Ⅰ







「紫織ー、パン買いに行こー」


「はいはーいっ」






財布を持って、廊下を歩く。

購買は校舎の外で嫌だけど、特攻服のお陰でなんとか寒くない。



紫織も愛用の膝掛け持ってるしね。








「ゆいさんが特攻服着てる!!!」


「英寿くんに着ろ言われたし」


「さささ、ゆいさんパンどうぞ!!!」


「龍、あのね」






いつもは人で賑わう購買は、龍達の手によって道が開かれた。

生徒達は青い顔をしながら大人しくしていて。



別にそこまでしなくていいんやけど。

ま、いっか。







「おばちゃん、これ」


「ゆいちゃんその服似合うでーっ」


「あ、ありがとう」






まさかおばちゃんに誉めてもらえるなんて思ってなかったけど。

とりあえずお礼を言い、お金を渡した。






「なんか予想と違うんやけど」


「ゆいさんっ、このパン少しあげます!!!」


「あぁ…うん」







龍からパンを貰い、紫織と分けて食べる。


美味しいけど…なんだかなぁ。








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