「あ、龍おはよ」


「おはっ…おはようっす!!!」


「なんでキョドってんねん」






昼に目覚め、起きると龍はいなかった。

不思議に思い階段を下りてリビングに行くとテレビを見ている龍がいて。



挨拶しただけやのに、変なの。






「あ、龍」


「はいっ」


「昨日携帯見終わってから寝たん?」


「はい?!」






確か夜中に起きた時、龍が携帯をいじってたような気がする。

そこからは寝てしまったけど…。







「どどどこまで起きてたんですか?」


「携帯弄ってんなーって思ってすぐ」


「すぐっすか?」


「すぐやって」


「まじですか…」






はぁー、と龍は安心したように溜め息を吐く。

私はと言うと、頭を傾げながら水を飲んだ。




龍、変なもん食べてなかったらいいけど。





…―てか頭、痛っ。












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