驚きで逃げることが出来ない。
必死に抵抗しても男の力は叶わなくて。
『絵里…!!!なんなんこれ!!!』
『なにが?』
『意味分からんやん!!!どういう事?!』
羽交い締めにされ、車が段々近くなる。
それでも私は必死に叫んで。
絵里は私を見て笑ってる。
そんな顔今まで見た事がない。
『あんたがいるせいで、あたし川村くんに振られてんで?』
『それはっ…!!!』
『やし、居なくなればいいねん』
そんなこと?
そんなことで?
うちと絵里は小さい頃から一緒やったやん。
たった一人男が絡んだだけで友情って壊れるもんなん?
絵里は、今からうちが何をされるか分かって笑っていた。
『うちら親友やん!!!』
『親友?ふざけんな』
残酷な言葉を残して。
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