『なんて言って振ったん…?』
『俺は華風が好きやからって』
『まじか…』
『なんで?』
『いや、なんでもない』
絵里は一体どう思ってるかな?
今頃泣いてる、よね。
『まぁ俺も玉砕してもうたし、帰ろかな』
『うん…ごめん』
『いんや、じゃあまた明日』
川村はその場から離れ、私に背を向ける。
その姿を見て私も背を向けて家の中に入った。
『絵里…』
携帯を開き、待ち受け画面を見る。
けれどパタンと閉じ、ベッドに寝転がった。
連絡したいけど、なんだか出来ない。
振られた理由が私なんだから。
明日、ちゃんと絵里と話をしよう。
私たちは親友なんだから。
そうやんな?
.

