夜になって、私は家でのんびりしていた。
…今頃絵里と川村は上手くいっているのだろうか。
うん、きっと大丈夫。
二人は今頃ラブラブなはず。
『ゆいー、お客さん!!!』
『?はーい』
高校生の姉に声を掛けられ一階に下りる。
玄関には誰もいなくて。
疑問に思い外に出ると男の子が立っていた。
『川村?』
『ちょっと時間いい?』
『うん、ええよ』
そのまま玄関を閉め、川村の目の前に立つ。
外は既に真っ暗で冷たい風が吹いている。
息を手で暖めながら川村の話を待った。
『華風明日誕生日やろ?』
『うん、話ってそれなん?』
『いや、違うねんけど…あんな?』
川村と目が合う。
夜空に雲が掛かっていく。
『俺、華風の事好きやねん』
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