「ゆいさん何やってんすか?!」
急に背後から声がして振り向くと、そこには息を切らした龍と蓮。
走ってきたのか特攻服は乱れていて。
龍は舌打ちをすると、まだ青い顔の生徒達を睨みつけた。
「紫織さん以外出てけ」
「ひっ…!!!!」
「出てけっつってるんのが聞こえへんのけ?!」
「きゃあぁあ…!!!」
その瞬間、バタバタと生徒と先生は逃げていって。
教室の中は龍と蓮、そして紫織と私。
蓮は紫織に寄り添い安否を確かめていて。
龍は私の目の前で立ち止まった。
…―バチンッ!!!
乾いた音が教室に響く。
ジンジンする頬は真っ赤になり、私はそっと手を当てた。
目の前には辛そうな表情の龍。
手は赤く染まっていて。
私龍に叩かれたんだ。
.

