白虎連合Ⅰ







ガタガタ震え、中尾の目から涙が流れていく。



私はそのまま離れて、中尾までの道を開ける。






誰一人助けようとはしない。

皆息を止めて傍観するだけ。







「動くなよー」







それだけ言うと私は走り出す。


中尾の手前でジャンプし、体を足で蹴った。







「う、うわあぁあぁぁぁ…!!!」







倒れ込んだ中尾の行き先は窓の向こう。



落ちていく声が段々小さくなり。








「う゛、っ!!!」









やがて止まった。










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