白虎連合Ⅰ









ガラッと二組を開け、ズカズカと教室に入っていく。



返り血を浴び、特攻服を羽織った私を見てクラス中は目を見開いて見てきて。

先生は固まったまま動かない。






「ゆい?!」






ガタッと立ち上がり、私に声を掛けてきたのは紫織。



そういえば紫織も選択授業ここやったっけ。

まぁいいや。







「な、なんでどうしたん?!」







心配そうに見つめる紫織に向かって歩き、木刀を握り直し睨みつける。


驚いた紫織は顔を青くさせて。







「やっ…!!!」


「中尾コラ我ぇ!!!」







紫織を通り過ぎ、私は中尾を椅子から引きずり落とす。


ガタンッ!!!と隣の机にぶつかり、思わず顔を上げる。







「ひっ…!!!!」


「うちが来た意味わかるよな、あぁ?!」


「ごめんなさ…!!!」







紫織は閉じていた目を開き、後ろに振り返る。


そこには中尾の髪を掴んでいる私の姿があった。






.