痛い、視線が凄く痛い。
クラス中からの視線に逃げたくなる。
けど私の隣に座る男はそんなことに気付かない。
「ゆいさん何飲みます?あ、酒無いんですか?」
「ありません」
「紫織さんがドレス作ったんすか?!凄いっすね!!!」
「蓮くんありがとーっ!!!」
私は今、白虎幹部候補に囲まれています。
龍は私を指名して、蓮は紫織を指名。
隊員達は他のクラスで遊んでいるらしい。
黄色の特攻服を羽織った二人に指名された私達を他の人はどう思っているのか。
…考えんとこ。
「なんでわざわざ指名するかな」
「俺コーラにします、ゆいさん早く決めて下さいよー」
「…ミックスジュース」
「分かりましたー、おいお前早よ持ってこいや」
「は、はいっ…」
私に向ける笑顔とは逆に、睨みながらボーイの男子に注文をする。
紫織と蓮は楽しそうに喋ってるし…仲いいな、本間。
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