白虎連合Ⅰ








午後の授業が終わり、後は帰るだけ。

紫織も今は彼氏と喧嘩しているらしく、一緒に帰れる事に。


…早く仲直り出来たらいいけど。







「ほんで!!!めっちゃムカつくねん!!!」


「あー、そりゃあかんな」





紫織の愚痴を聞きつつ、教室を出る。

ゆっくり歩きながら階段を目指した。







「あ、ゆいちゃん帰んの?」


「…悠介くん」






ひょこっ、と登場した悠介くんはいつも通り笑顔で。

帰るところだったのか、仲間と一緒に喋っていた。





昨日の喧嘩で出てきた悠介くんの名前。



心なしか気まずい。







「おー、華風さん手痛そうっ」


「大丈夫?」





悠介くんの後ろで喋っていた仲間が私に話し掛ける。


一応悠介の友達なので愛想笑いをした。







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