白虎連合Ⅰ







今度こそ昼休みになり、購買へと向かう。



雨が降っているからか、いつもより人は少ない。

代わりに食堂には人が並んでいた。






「あ、白虎くん達」


「え?」





おばちゃんにお金を渡しながら、紫織の指差す方向を見る。

そこには黄色の特攻服を羽織った蓮と、隊員達。



龍はいない。




蓮は私に気付いたのか、勢いよく走ってきて目の前で止まる。

手には消毒液と絆創膏。






「ゆいさん、手見して下さい」


「え?あぁ…」


「うわ!!!膿んでますやん!!!」


「ゆい痛そう!!!どうしたん?!」






すっかり忘れていたタバコの火傷。

血は出ていないけど、傷は深い。




直ぐに蓮が手当てをしてくれて、手は包帯で包まれた。

…大袈裟やなぁ。






「龍は今日、休みです」


「聞いてない」







そしていらない情報を一言。








.