「ゆいちゃん、顔色悪いけど大丈夫?」 「大丈夫」 朝、朝食を食べていると不意に母に声を掛けられる。 顔色悪い、か。 「学校休む?」 「本間大丈夫やから…行ってきます」 「なら、いいけど」 鞄と荷物を持って家を出る。 昨日は曇りで今日は雨。 まるで私の心と一緒で、比例している。 嫌がらせとしか思えない。 鼻で笑い傘を広げて歩き出す。 学校への道が遠く感じたのは、きっと気のせい。 .