「そんなんやから…そんなんやから昔あんな目にあったんすよ!!!!」
「はぁ?!」
「簡単に人を信じたりするから!!!今になってもわかんねぇのかよ?!」
「うちがいつ簡単に信じてん!!!!」
「今そうやろが!!!!」
私達の声に寝ていた親衛隊は飛び起きて、蓮は氷を袋に入れたまま立ち往生している。
それでも私と龍は止まらない。
「アイツかて何を思って近付いたかわからんやろ?!」
「あぁ?!」
「あんたは誰も信用しない人やってんから!!!そのままでいとけや!!!」
龍、龍は。
私が変わった事を喜んでくれない。
人を信じ始めた私を見てくれない。
ただ、昔の私に執着しているだけ。
「…もういい」
私の冷めた声が部屋に響き渡る。
表情は、自分ではわからない。
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