三年前。
忘れるはずながない。
忘れたくても忘れられない。
「悠介って奴も、どんな奴かわからないのに」
「…………」
「ヘラヘラ笑って、昔のゆいさんは何処いったんすか?」
龍はタバコを食わえ、火を付ける。
けど、私はそのタバコをもぎ取った。
「…なんでそんなん龍に言われなあかんねん」
火の付いたタバコを握り潰し、地面に落とす。
蓮は青い顔をして氷を取りにいったけど、それどころじゃない。
「うちが誰と仲良くしようと、龍に関係ないやろ」
「俺は心配して言ってるんすよ」
「人の連れを制限すんのが、心配なんけ?!」
龍の胸倉を掴み、無理矢理顔を近づける。
ムカつく、龍がムカつく。
悠介くんの事を何も知らないくせに。
龍がムカつく。
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